局所再発あり
2006年 03月 28日
ブログをご訪問頂いてる皆様には、乳がん患者の体が悪化したらどうなっていくのか、また治療はどうしていくのか、大変、ご心配(はたまた興味?)をおかけしてる事とは思います。
手術の時、取れるガンをすべて取りきってはいなくて、あえて残してるんですね。
それは、温存適応の人が病理検査の結果、切った断片にガン細胞があったけど追加切除をしなくてそのままというのとは違うパターンで。
だから、術後にガン細胞はもちろん胸の中に残っているし、術後の病理検査結果でも断片にガン細胞は当然ありましたし。
いつかそのガン細胞が、顔を出してくるであろう事は重々承知なわけで。
そこで今回、主治医は私のこの状態を再発と呼ぶのか、それとも元々胸からガン細胞を取りきっていないのだから再発とは呼ばないのか・・?と思っていたのですが、カルテにはしっかりと「局所再発あり」と書いてありました。
先生の中でもそういう認識なんだと確認。
ランキング本が出まくる世の中、標準から外れまくりの手術をしちゃって、先生の治療成績下げちゃったなぁ~としみじみ。
ちなみに、胸の再発具合は、皮膚にもきちゃってる感じ。
1年前、もし全摘してたら、今は皮膚まで出てきてないかもしれないし、全摘しても皮膚浸潤してたかもしれない。だったら、この一年、海に行ってビキニも着たし温泉も何度も行ったし、胸の開いた服を抵抗無く着たし、と、後悔はないわけで。
前の病院での主治医とのバトルで、
「全摘しないと皮膚にも出てくるよっ!!」
「全摘したって、残った皮膚にも出てくるでしょ~。」
あの時、乳房再建をする気は全然なかった私は、皮下乳腺全摘の話を持ち出して「再建する気ないんでしょ?だったらダメだよ~。」と前主治医に言われてたけど、皮膚が元気なうちに視野に入れておけば良かったのかもと思ったり。(今だと、ちょっと大きな手術になっちゃう。)でも、あの時に再建してても、皮膚に出ちゃってってことになってたかもしれない。結局、どっちを選択しようが「あの時・・・」って全く思わないことはないんだろう。
まぁ、とりあえず、今日仕事で超イライラしたので、酒飲んで寝まーす。
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by sunfacesunface
| 2006-03-28 22:56
| 【乳がん】